すずの旅立ちの日のこと

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              <2010・01・21 すず14才 前庭疾患を発症し室内犬になりました>


すずが旅立って4日が経ちました

まだすずの面影を探しては涙し

すずの寝ていた場所に目をやっては涙し

何をしてもすずの事を思い出します

寂しいです

でも

すずは私の元気な顔を、楽しかった思い出で溢れる姿を待っているんでしょうね

もうちょっとだけ待っててな。。。すずちゃん



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              <2007・08・23 すず12才 インディ8才  いつも散歩は一緒でした>



旅立つ日の前日

すずは朝から目を見開き、荒い息を始めました

私はその時もう長くはないなと悟りました

お薬は飲ませないでおこう

発作を起こして苦しんだら、何時間でも何日でも

すずが少しでも楽になるように身体を擦ってあげよう、傍に付いててあげようと決めました

それからすずにとっては苦しい辛い一日が始まりました

朝はフードこそ食べなかったものの

大好きなチーズ・お芋・鶏肉のソーセージ・パンなど

喉を通るもの・好きなものを食べ

お水も飲みました

うんちもおしっこも自力で出せましたが

夜には、食べ物は全く受け付けなくなり

夜遅くにはお水も飲みこまなくなりました

今晩が山かなと

その夜、私のお布団の横にすずのお布団を敷き

私に背中が向くように寝かせました

なぜなら、すずの首は背中の方に反っていたからです

私と向き合うように

いつでもすずが私の顔を見れるように

私もすずの顔を見れるように

電気を消し、すずの顔を身体を撫でながら

「辛いな しんどいな でも、我慢せんでいいねんで」と小さな声で囁き続けました

少しウトウトしかけた頃、すずの顔が動きました

正確な時刻はわかりませんが、窓の外が少し明るくなり始めた頃です

小さな子供が母親に頬ずりをするように、私の顔に口をつけて何か言ったのです

もちろん何を言ったかわかりません

でも私にはすずがお別れの挨拶をしてくれたんだとわかりました

「もう頑張らんでもええよ、逝きなさい」とすずの耳に小さな声で囁きました

その後、主人と次男を仕事に送り出し

とりあえず、なつたちの散歩を済ませてしまおうと

「すぐに帰ってくるから、ほんのちょっとだけ待っててや」と声をかけ部屋を出ました

いつも小一時間かけてする散歩を

なつたちに「ごめん 今日は急ぐから」と30分程度で済ませ

急いですずの部屋に戻りました 確か9時頃だったと思います

でもその時にはもうさっさと逝ってしまった後でした

「なんで待ってくれへんかったん」

なぜか涙は出ませんでした

とてもきれいな顔をし、苦しんだような顔ではなかったからです

だぶん眠るように息を引き取ったんだと思います

ふと、インディに目をやるとブルブルと震え不安な顔を私に向けていました

インディはすずの最期を看取ってくれていたんです

一人で心細かったことでしょう 不安だったことでしょう

「ありがとう すずを一人ぼっちで逝かせる事がなくて ありがとう」とインディを抱きしめ、何でもお礼を言いました

それから動物病院で紹介して頂いた霊園に電話をし、火葬の予約を入れました

何時でもいいですよと仰ってくださいましたが、12時に予約をしました

なぜならインディがパニックになっていたからです

震えが止まらず、私の傍から離れませんでした

すずの身体をきれいに拭き清め、きれいなお布団に北枕で寝かせ

すずが大好きだったおやつやパンをお供えし、お線香をあげました

その時初めて涙がこぼれたような気がします

近くの鍼灸院に勤める次男に連絡し、すずが亡くなった事を伝えるとすぐに帰ってきました

私はバタバタしていて知らなかったのですが

あとで聞いた話では、その時長男がすずの顔を撫でながら涙をこぼしていたと

「あいつが泣いてるの初めて見たわ~ 意外やったわ~」と驚いていました

そしてまだ温かくて柔らかいすずをきれいな布で包み、その日休みだった長男の車で霊園に向かいました

いつもは荒っぽい運転の彼が

とてもゆっくりと丁寧に気を使いながら走ってくれたのがとてもありがたかった

霊園に着き、棺に寝かせお線香をあげたら屋上の火葬場に案内されました

好きなおやつ、近所のおばさんに頂いたお花、いつもそばに置いていたスヌーピーのぬいぐるみなどを棺に入れ

霊園で用意してくださったお花ですずの顔の周りを飾りました

扉が閉められた時には、さすがに長男も声をあげて泣いていました

一時間程で小さくなって帰ってきたすず

お骨揚げですべてのお骨を骨壺に入れ

歯・指の骨は小さなカプセルにいれていただきました

とても丁寧な扱いでした

またゆっくりな運転で家に帰り

祭壇に祀り「おかえり」と声をかけました


こうしてすずは急ぎ足で虹の橋を渡ってしまったのです


私の居ない間にさっさと逝ってしまったのは彼女なりのお別れの仕方だったのでしょうか?


いつもすずのこと心配し、気にかけてくださったみなさま

私を励ましてくださったみなさま ありがとうございました

ご近所のNさま 頂いたお花はすずに持たせてあげる事が出来ました

北海道のRさん・コギ仲間のHママさん・ご近所のTさま 頂いたお花はすずの祭壇に飾らせていただきました

ありがとうございました

すずはしあわせな仔でした

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             <2010・10・26 すず15才 すっかり家の中の生活に馴染んだ頃>




この下にすずの亡くなった時の写真を載せています

気分を害される方は見ないでください











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この記事へのコメント

むつみ
2011年04月22日 14:45
すずちゃんの旅立ちのことを教えてくださってありがとうございます。
なつははさん大丈夫ですか?
今はまだ涙の日々ですよね。
でもいつかまたすずちゃんの色んな話を聞かせてください。
そしてまたいつか元気な笑顔になってください。
きっとすずちゃんはそれを一番に望んでるとおもいます。
がんばりやさんだったすずちゃん、今頃お友達とあそんでるかな?
インディくんはあれから大丈夫ですか?

本当すずちゃん寝てるみたいです。
もっと早く知り合いたかったな、すずちゃんと。
笑顔がキュートなすずちゃん。
みんなに愛されてたすずちゃん。
心よりのご冥福をお祈りしています。
りんご
2011年04月22日 16:06
すずちゃんとインディ君の2ショット
すっごく良いお顔ですね。
なっちゃん~。。読んでて涙がでてきたよぉ。
ほんとに何をするにも すずちゃんの姿を目で探してしまうよね。。

インディさん、すずちゃんのこと 見送ってくれたんですね
すずちゃん、なっちゃんにお口つけて
「ありがとう」って言っていたんだよ。。
ね。。
 
すずちゃん、ちゃんと横にスヌーピー置いてもらって。
寝ているようですね~。
小さくなってしまったけど
すずちゃんの存在・思いは大きいからね!!
m
2011年04月22日 21:10
すずちゃん、いい名前ですね。
最後の日も好きなものを食べることができたんですね。
それに大好きなおうちで眠るようにいったこと、幸せなこと。
たくさんの幸せを周りにくれましたしね。
ありがとうの言葉しかないような気がしました。
okei
2011年04月22日 23:21
りんごさんのところでこちらのすずちゃんの事知りました。
本当に老犬?って思ってしまうほどあどけないお顔。
そして幸せそうな顔の写真の数々。
きっと「ありがとう、又会おうね」って言葉をくれたんだと思います。
すずちゃん、どうか安らかに。
ももっち
2011年04月23日 01:47
読ませていただきながらまたまた涙がこぼれました。
すずちゃん、ちゃんとさよならって言って旅立たれたのですね。
インディくんはどうされていますか?
ずっと一緒にくらした家族が急にいなくなったら不安になりますよね。
うちも父が亡くなった時にずっと探し続けていました。

すずちゃんの可愛い笑顔忘れないよ。
なつははさんちの子で幸せだったね。
なつははさん、どうかご無理なさいませんように。
ご冥福をお祈りします。
なつはは
2011年04月23日 15:00
むつみさま
先日は大変失礼しました
まだ思い出しては涙がこぼれますが、悲しくはないんです
だから大丈夫です
ありがとうございます
近いうちにすずの生い立ちなど書こうかと思います
その後のインディですが
震える事はなくなりましたが
私が部屋を出る時は、少し不安げに見つめられます(~_~;)
一人にされる事が不安なのでしょう
ゆっくり癒してあげたいと思います
インディや私の事までお気遣いありがとうございます
すずちゃん今頃なにをしているんでしょうか?
なつはは
2011年04月23日 15:09
りんごさ~ん
何をするにも思い出しますね
まだ使っていた食器やお薬などテーブルに出したままです
早く片付けないとと思うんですがダメです できません(T_T)

すずのお友達スヌーピーのピーちゃん
いつもピーちゃん腹話術で話しかけていました あほなワタス(ーー゛)
目で追って聞いてくれてました
寂しくないようにと一緒に持たせました
なつはは
2011年04月23日 15:27
mさま
すずの名前お褒め頂きありがとうございます
流行っていたドラマの主人公から、当時小学生だった息子がつけた名前なんです
確か安達由実主演の「家なき子」だったと・・・(*^_^*)

若い頃は扱いにくい仔で犬友達もいなくてかわいそうでした
年をとるにつれ丸く穏やかになり
お友達もできて喜んでたところなんです
もう少し元気でいてくれたら。。。
認知症になってからは何をするにも可愛くて可笑しくて
本犬大真面目なんですが、周りは大爆笑でした

太郎君、真っ白でとてもきれいなワンコですね

なつはは
2011年04月23日 15:38
okeiさま
ようこそ こんにちは♪
わざわざお越しいただき
心温まるお言葉ありがとうございます

ヨロヨロでお散歩してて、よく年を聞かれたんですが
16才と答えると「お年なのにきれいなワンコですね」と褒めて頂き
嬉しかった事を思い出します 親バカです(*^_^*)
なつはは
2011年04月23日 15:53
ももっちさん
律義な仔ですね 挨拶してから逝くなんて。。。
今でもその時の事ははっきり覚えてます
ワンワンとかではなく
言葉でどう表現してよいのかわからないような言葉でした
「むにゃむにゃ」みたいな寝言みたいな。。。

その後のインディですが
少しですが落ち着きを取り戻してきました
でも、まだ一人にされるのが不安そうです
12年間一緒に暮らしてきましたから
すずがいなくなって寂しいでしょうね
いつもお気遣いありがとうございます
2013年03月14日 09:36
ルカと申します
2月から老犬介護しています
すずちゃんとのお別れはすごく辛かったでしょうね
ご愁傷でした そして お疲れ様でした
私は子供の頃から犬がいて何度も死を見てきました
その度にその子に感謝し涙してきました
でも介護は初めてです
いつかお別れするわんことの生活に疲れを感じここでブログ書く事にしたんです
もし良かったらアドバイスなどして頂けると嬉しいです